第55回日本小児外科学会関東甲信越地方会

会長ごあいさつ

この度、第55回日本小児外科学会関東甲信越地方会の開催を担当させていただくことになりました。神奈川県立こども医療センターとしては、1975年、1995年、2008年にひきつづき4回目の担当となります。50年あまりの長い歴史をもつ本会を開催致しますことを大変光栄に存じます。

本来でしたら、昨年10月に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、皆様のご意見もいただき1年延期とさせていただきました。本年も現地開催に向けて準備して参りましたが、ワクチン接種状況や変異株の出現などを考えますと、厳しい医療環境はまだしばらく続く可能性があると考えられます。

そこで、地方会事務局の浮山先生ともご相談し、今回は全面的にWeb開催にて実施することに致しました。ただし、貴重な診療の経験を若手医師からベテラン医師まで皆で共有し、活発な情報交換をおこなって明日の診療に活かすのが本研究会の目的ですので、質疑応答はチャットの読み上げではなく、直接ご発声いただきリアルタイムに行える環境での研究会を目指しております。多くの小児外科医の皆様からのご発表とWeb参加をぜひお願い申し上げます。そのため、例年とは異なり、早期の演題登録および事前のご発表データ送付とさせていただく予定ですので、よろしくお願い申し上げます。

歴史的な感染症の蔓延かつ日常臨床、研究、その他でご多忙の折、ご不自由ご面倒をおかけ致しますが、ご容赦をいただき、多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。

第55回日本小児外科学会関東甲信越地方会
会長 新開 真人